ドクター・ジョン

エキゾチシズム溢れる魅惑の音楽都市=ニューオーリンズの生き証人として長く功績を残したドクター・ジョン。ギタリストとして音楽活動をスタートするも、左手の負傷によりピアニストに転向。 地元ニューオーリンズを離れ、まずはL.A.でスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始し、アトランティックと契約を結んだ 68年に現代版ヴードゥー音楽のコンセプトのもと、本名のマック・レベナックから芸名をドクター・ジョンとしデビュー。初期のアフロ・ビートやカリブ音楽の香りも漂う独特なサイケ作集、日本の音楽史にも大きな影響を与え、文字通り世界中の目をニューオーリンズへ向けた傑作『ガンボ』。アラン・トゥーサンやミーターズなどの地元の名うて達と、L.A.で交流をした音楽家たちが一堂に会したニューオーリンズ・ファンクの終着点『イン・ザ・ライト・プレイス』などなど。晩年ブラック・キーズのダン・オーバックを迎えた『ロックト・ダウン』がグラミー賞を受賞したのもまだ記憶に新しく、ニューオーリンズを軸に捉えながら世界で精力的に活動し、後進に大きな影響力を与えた稀有な存在でした。 アメリカ音楽史に確かな足跡を残した偉人の音楽を、ぜひ耳にしてみてください。

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