ロサンゼルスにおいて、ハイスクール時代の頃から音楽仲間であったデヴィッド・ペイチとジェフ・ポーカロを中心に結成され、1978年『TOTO/宇宙の騎士』によりアルバム・デビュー。既にボズ・スキャッグス他、多くのアーティスト達から信頼を寄せられるスタジオ・ミュージシャンであった彼らは、その高い演奏技術や幅広い音楽性をもとに、多様な音楽ジャンルを取り入れたアルバムを作り続けて評価を得ましたが、とりわけ1982年に発表された『TOTOⅣ~聖なる剣~』はグラミー賞において6部門を受賞し、バンドとしての名声を決定づける作品となりました。その後ヴォーカリストの交代劇や、主要メンバーの他界によるメンバーの変遷はあるものの、デビュー40周年を迎えた2018年は新曲を含めたベスト・アルバムをリリースし、2月からヨーロッパを皮切りに大規模なツアーを開始。今もなお健在ぶりを発揮する、LAが生んだ音楽集団の数々の名曲をお送りします。